進撃の巨人3期ネタバレ！偽王と記憶改竄する理由は？本当の王とは

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2018年の夏から進撃の巨人３期が始まりますが、

今回はアニメの2期、3期の途中までしか見ていない人向けに、

進撃の巨人の壁の中の王について書いていきたいと思います。

3期では今までとは違って、

壁の外より、

壁の中での物語が進んでいきます。

壁の外にも謎が多い進撃の巨人ですが、

実は3期では壁の中の謎も多かったことに気づきます。

壁の中の王は偽物？

※ネタバレ

何度か壁の中の王の描写がアニメでも、

漫画の方でもありますが、

あの王冠を持つ王は実は本当の王ではないのです。

ちなみにこの王だと思われいる人間の名前はフリッツ王という名前です。

王というといろいろな定義がありますので、

フリッツ王が王じゃないと一概には言い切れないのですが、

権力者という意味での王は実は他にいるのです。

その王こそレイス家であり、

壁の中の最高権力者でありながら、

そのことを世間に隠して表向きには貴族の一家として過ごしています。

レイス家と聞くと、

3期の最初の方でクリスタ（ヒストリア）が、

自分の名前を同期に言うシーンがあると思いますが、

その時クリスタの本当の名前が、

ヒストリア・レイスと、

エレン達同期は知ることになります。

つまりヒストリアも王家の血を持つのです。

これが3期ではかなり重要になります。

3期は壁の中の在り方の真実が明らかになり、

エレン達は本当の敵は誰なのか？

壁の外の巨人なのか？

など様々な点で進展があります。

なぜレイス家は本当の王という事を隠すのか？

そもそもなぜ本当の王ではなく、

偽物の王を王として扱うのか、

疑問を持つと思います。

これはレイス家の持つ力によると考えられます。

レイス家は始祖の巨人という、

かなり巨大な力を持ちます。

この力はすべての巨人を思い通りに動かす事ができ、

王家の血を持つ者以外（例外もいるが）の記憶を改竄することもできるのです。

記憶を改竄する力を使い、

壁の中の世界の在り方や成り立ちの歴史を歪曲させることもできたのです。

壁の中の歴史書には様々な矛盾があると、

エルヴィン団長が言いますが、

これは記憶の改竄によって起きた矛盾で、

壁の中の歴史は、

壁の本当の王であるレイス家とその取り巻きに都合のいいように、

捻じ曲げられているのです。

でもどうしてレイス家は記憶を改竄し、

歴史も捻じ曲げたのでしょうか？

これは3期で明らかになるかはわかりませんが、

原作の方で判明しているので、

説明したいと思います。

まず壁の中の本当の王であるレイス家は始祖の巨人の力を持ち、

この力は他の巨人を操ることができます。

この力を使えば人類は壁の外でも生活できるのではないかと、

当然思う人間がいますよね。

しかしレイス家のものでこの力を受け継いだものは、

力を受け継ぐまでは、

この力を利用して壁の中の生活から人類を解放しようと考えるのですが、

いざ力を受け継ぐと、

壁の中の人間を解放しようとしません。

これは力と一緒に先代の記憶、不戦の契りを受け継ぐからです。

不戦の契りと聞いて、

何のことかわからない人に説明すると、

この不戦の契りは壁の外の人類と結んだ契りで、

壁の中の世界を築いた王、

145代フリッツ王が壁の外の人類と結んだ契りなのです。

この契りがある限り、

王家のものが始祖の巨人の力を受け継いでも、

壁の外に人類を解放しようと考えなかったのです。

そしてこの力を壁の中の人間に知られてしまうと、

反乱がおきてしまう可能性があったため、

レイス家は表向きに王として君臨しなかったのでしょう。

なぜ不戦の契りが結ばれたのか？

これ程の力を持つ王家のものがなぜ不戦の契りを結んだのか、

疑問を持つ方もいるでしょう。

元々巨人というのは、

ユミル・フリッツという少女が大地の悪魔との契約し、

得た力から始まり、

ユミルは・フリッツは9つに魂を分け、

子孫に力を受け継がせました。

これが9つの巨人と言われる力で、

始祖の巨人、鎧の巨人、超大型巨人、女型の巨人、

獣の巨人、進撃の巨人、顎の巨人、車力の巨人、戦槌の巨人、

と巨人に知性を持ったまま変化することができ、

各々様々な特徴があります。

そしてユミルの民と呼ばれるエルディア人という人種は、

巨人に変化することのできる人間で、

壁の中の人間と壁の外の一部の人間がこのエルディア人なのです。

始祖の巨人は仲でも強力な力で、

王家の血を持つ者がこの力を持つことで、

真価を発揮していました。

始祖の巨人を除いた８つの巨人の力を持つ一族は、

互いに絶え間なく争いをしていて、

さらに巨人に変化するエルディア人を憎み、恐れられることで、

始まった巨人大戦が始まると、

145代フリッツ王が、

戦いを終わらせる代わりに、

壁の中のつかの間の楽園を享受したいということで、

不戦の契りを交わしたのが壁の中の世界の始まりだったのです。

壁の外の人類からしてみれば、

巨人に変化する悪魔は滅んだ方がいいと考えられ、

同じエルディア人を利用して、

壁の中の人類から9つの巨人の力、

始祖の巨人を奪い、

滅ぼそうとされました。

それが超大型巨人、鎧の巨人の襲撃なのです。

先ほども言いましたが、

巨人に姿を変えるエルディア人は壁の中の人類だけではなく、

壁の外の人類の中にもいます。

巨人大戦が終わると、

壁の外のエルディア人は肩身の狭いを思いをし、

マーレという国に軍事的に利用されるようになります。

言ってしまえば、

鎧の巨人、超大型巨人であるライナー、ベルトルトは、

この歴史の被害者なのです。

幼いころから壁の中の人類は同じエルディア人であるけれど、

壁の中に逃げた悪魔の末裔と教えられてきたライナー達は、

世界を救うために壁を破壊したのです。

壁の中の人類がどんな人たちなのかを知らずにです。

ライナーが時々2重人格のように、

人が変わるのは壁の中の人類（エレン達）を知ってしまい。

本当の正義がわからなくなり、

精神が壊れてしまったからです。

恐らくここら辺の内容は3期ではなく、

4期になると思いますが、

ライナーの過去編はかなり悲しいもので、

壁を壊した悪役であるライナーが、

気の毒に思えてしまい。

さらに主人公に見えるのもこの過去編です。

3期も楽しみですが、

この内容も早くアニメで見てみたいですね。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。