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俺ガイル12巻ネタバレ感想!由比ヶ浜エンドの可能性が高い!?

公開日: : 最終更新日:2017/09/23 ラノベ

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11巻の発売から2年以上が経ち、

ようやく発売された俺ガイル12巻、

11巻の内容から12巻で最終巻ではないのかと思う方もいると思います。

私も当時は12巻で最終巻だと思っていました。

しかし最終章には入ったものの12巻で最終巻ではありませんでした。

まだこの作品を見れるというのは喜ばしいですが、

やはり終わりに近づくのは寂しいですね。

今回は12巻で内容を要約したネタバレと感想を書いていきたいと思います。

 

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俺ガイル12巻のネタバレ!

12巻は11巻の終わりのシーンから続いていて、

由比ヶ浜の心情の描写から始まります。

「悲しいだけの本物なんてほしくない」と思う由比ヶ浜。

水族館で3人はこの一年を振り返ります。

本質から遠回りするように、

しかし比企谷が言葉を振り絞り雪の下に「お前の話聞いていいか?」

と雪の下に問い、

雪の下はざっくりですが、

母と姉と自分の関係について二人に打ち明け、

姉は家業を継ぐため厳しく育てられ、

自分は自由だったことから、

自分はどう振舞えばいいのかわからなくっていたことを二人に打ち明けます。

しかしそれもやめてこれからは自分の意志で決めることにして、

その様を二人には最後まで見届けてほしいと依頼をします。

 

そしてその後3人は水族館から近い雪の下の住んでいるタワワンに行き、

雪の下陽乃に会います。

陽乃は雪ノ下の考えを聞き、

そしてこれからは実家で生活することも伝えます。

由比ヶ浜は引越しの手伝い、

比企谷はそのタイミングで家に帰宅しますが、

帰る途中にいつものように陽乃にちょっかいを出されます。

そして陽乃は比企谷に対しいつものように雪の下に対して意味深な発言をし、

比企谷は一杭刺された状態で家に帰ることになります。

 

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ここの最後にも由比ヶ浜の心情の描写があり、

雪ノ下に比企谷のことについて聞きたくても、

聞いてしまったら全部が終わってしまう。

でも自分の気持ちを言っても今の3人の関係が終わってしまうという切なさが書かれていました。

 

その後は小町の受験についての話に入り、

川崎の弟も小町と同じ総武高を受験していることから、

小町の試験が終わるを待っている比企谷とばったり会い、

カフェで一緒に待つことになり、

川崎ファミリーファンの方にはいい描写が多かったです。

この話では小町が刻々と兄離れして自立していくところも見られ、

それを喜ばなくてはいけないのに涙する比企谷がまた面白いです。

 

受験も終わり後は結果発表を待つだけというところで、

また奉仕部に依頼が来ます。

一色いろはからです。

卒業生の謝恩会でプロムという、

男子はタキシード、女性はドレスといったような格好で、

ダンスをする舞踏会を今年からしてみたいので協力を求められます。

いつもなら3人で協力するのですが、

雪ノ下は自分の力だけでしてみたいと2人に言い、

2人は雪ノ下を信頼し、

雪ノ下に任せます。

謝恩会でのプロムの企画は順調に進み、

あとは当日会場設営など完成していればよいほど、

企画は進行していました。

しかし雪ノ下の母が突然陽乃を連れて学校に訪れます。

ようやくプロムの企画は大詰めというところで、

雪ノ下の母からプロムの中止を要求されます。

それもプロムの企画自体をあまりよく思わなかった保護者が雪ノ下の母に、

学校に言ってもらえないかと頼み、

立場上学校に来なくてはいけなくなったのです。

当然、雪ノ下や、一色は、

これに食い下がり、

何とかプロム中止を阻止しようと雪ノ下母と口論しますが、

一色が雪ノ下母にクリティカルな言い分を言っても無駄で、

比企谷がバトンタッチされます。

しかし比企谷はこのまま口論続けたらむしろ状況は悪くなることを察し、

学校の意志を聞きます。(ここでは平塚先生に)

平塚先生はいきなり中止というのは反対という意思を告げ、

保護者にご理解していただくためにも継続協議をすべきと言い、

この場でプロムが中止になることは避けられました。

時間稼ぎに成功し、

その間に雪ノ下が解決すると言います。

しかし事態が事態なので比企谷も手伝おうとします。

これに陽乃がつっかかてきます。

「まだお兄ちゃんするの?」

と、

そして比企谷、由比ヶ浜、雪ノ下3人の関係はまるで、

陽乃がここまでい言ったところで雪ノ下に遮られ、

3人の関係について陽乃は言い損ね、

雪ノ下は2人に助けを求めずに、

一色とプロム中止の対策を考えることにしました。

比企谷はこの日の帰宅時にまた陽乃に捕まってしまいます。

そして帰り道の道中に、

陽乃が3人の関係についての問題を比企谷に出し、

比企谷ははぐらしながら何度か答え、

中には「三角関係?」という答えもあり、

陽乃はこの三角関係発言で爆笑して、

答えを比企谷に教えます。

三人の関係は共依存であると、

そして立て続けに、

「信頼なんかじゃない」

「あの子に頼られるのは気持ちがいいでしょ?」

そして雪ノ下が自立しようと努力している今、

もうその共依存も終わり、雪ノ下は大人になると比企谷に言います。

そして帰り道の陽乃と別れ際に比企谷は陽乃に、

雪ノ下は何を諦めて大人になるのか?

と聞き、陽乃はこう答えます。

「私と同じくらい、たくさんの何かだよ」

 

後日、

比企谷はいつも通り学校に登校すると、

由比ヶ浜からプロムが中止になってしまったことを聞き、

平塚先生に即電話します。

何とか中止を取り下げてもらおうとしても、

平塚先生も比企谷と由比ヶ浜が雪ノ下に任せた時、

その場に居合わせていたので、

「手伝うのか?」

と少し威圧的になってしまいます。

それも雪ノ下がなるべく自分だけの力で解決したいからという意思を汲んでのことでしょう。

そしてプロムが中止になったことを比企谷に伝えないでほしいと言われたことも、

比企谷に伝え、

それでもお前が手伝う理由があるのか?

と平塚先生は比企谷に問います。

比企谷は部活の仲間だからとかそういった理由を言いますが、

平塚先生は反応しません。

そして、比企谷は、

いつか、助けるって約束したから

と雪ノ下を助ける理由を言います。

これには平塚先生も納得して、

比企谷は雪ノ下を助けるために平塚先生のところに行きます。

由比ヶ浜は比企谷が行くなら「なんとかなっちゃいそう」と、

雪ノ下を手伝うとことに対して肯定してくれると同時に、

涙を流します。

そして安心したら涙が出たと嘘をつき、

比企谷を平塚先生のところに向かわせ、

その場では涙がやんでやり過ごします。

比企谷が向かうの確認すると自分は泣いている姿を見られないようにすぐに隠れて、

ここで12巻は終わります。

最後に由比ヶ浜の心情が描写され、

ここもかなり切ない内容でした。

比企谷が好きで、行ってほしくない気持ちと、

雪ノ下を助けてほしいという気持ち、

今回の巻を見ると由比ヶ浜を応援したくなりますね。

 

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12巻の感想

まず由比ヶ浜についてですが、

今回の巻ではところどころ彼女の心情が描写されていて、

彼女の比企谷が好きだけど、

その気持ちを伝えてしまったら今3人の関係ではいられなくなる。

だから本物いらないと、

雪ノ下に比企谷のことをどう思うか聞いてしまったら、

自分の気持ちを雪ノ下に言ってしまったら、

比企谷と付き合うことが出来るかもしれないけど、

それはずるいことだ。

と悩み続ける彼女、

最後に比企谷がヒーローのように雪ノ下を助けに行く姿を見て、

止めたいけど、

止められず、

涙を流してしまい。

後で涙が止まらなけらばいいと思った。

そんなずるいことを考える自分に対しての葛藤など、

を見ているとかなり切なくなりましたね。

 

比企谷は今回の巻では、

小町の受験を通して、

小町が兄離れすることを実感します。

あたりまですが、

妹の小町もいつかは大人になります。

その話の後に雪ノ下の自立の話を持ってくることも深い意味を感じましたね。

比企谷は由比ヶ浜の気持ちには気づいていると思います。

しかし比企谷の自意識が由比ヶ浜が好きなのは助けられたからであって、

もし彼女の気持ちにこたえたら、

ヒーローではなくなってしまう。

困っているの人を助けるのがヒーローであって、

由比ヶ浜だったから助けたのではないと、

だから由比ヶ浜はヒーローじゃなくていいからそばにいてほしいと思ったのではないのかと、

個人的に思いました。

平塚先生が離任することを聞き、

電話でそれについて言及して、

平塚先生が比企谷に謝るシーンも切なかったですね。

最後の「いつか助けるって約束したから」

はめちゃくちゃかっこよかったのと同時に、

由比ヶ浜の気持ちを思うとやはり切なくなりますね。

 

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雪ノ下に関しては、

姉と母に認められるように頑張ってほしいですね。

ただ姉と母が強敵というか、

癖が強すぎて、

これからさらに苦労すると思いました。

しかし比企谷がまた解決してくれるでしょう。

 

最終章ということもあり、

だんだん終わりが見えてくる内容のものでした。

平塚先生が離任することで奉仕部も続くかわかりません。

今回の卒業式編が終わったら、

3年生の描写は少なく、

すぐに比企谷たちが卒業するところまで行くと思います。

誰エンドで終わるのかかなり盛り上がっていましたが、

比企谷は誰も選ばないかもしれませんね。

しかし今回のプロムのイラストや、

由比ヶ浜の感じから、

誰か選ぶなら由比ヶ浜エンドで終わるのではないかと個人的に思いました。

皆さんは誰エンドで終わると思いましたか?

それとも誰も選ばないで終わると思いますか?

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

俺ガイル13巻の発売日いつ?

よかったらこちらも↑

 

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Comment

  1. 匿名 より:

    僕も由比ヶ浜エンドだと思います
    由比ヶ浜の場合八幡との関係においてあまりに回収されていない伏線が多すぎる
    雪ノ下を応援する人には雪ノ下エンドであってほしいのでしょうけど雪ノ下の性格からしてどういう考えを持っているかによるでしょうね
    そのあたりもなんとなくアナザーを彷彿とさせる雰囲気が漂っています
    このまま何の変化もなしに行けば雪ノ下エンドで変化があれば由比ヶ浜エンドでと考えて良いのではないかと思います
    そうなると読者に読ませることを考えた時にこの展開だと変化をつけてくる可能性のほうが大きいのは本音です

  2. 詳しい事は後々必ず書きますけど
    僕由比ヶ浜エンドだと思います。

    正確に言えば由比ヶ浜エンドか誰とも付き合わないエンドのどちらか。
    まぁ八幡が恋愛感情を抱いているのは由比ヶ浜に対してだと12巻で個人的には確信できました。

    管理人さんにお願いがあります。
    各まとめサイト、やこちらのブログさんのような個人ブログに対して
    異常な結衣アンチが沸いています。
    他のまとめサイトや個人ブログでもその結衣アンチの荒らしが沸きました。

    こちらの、ブログにももしかしたら沸くかもしれません。
    もし、結衣アンチの荒らしが沸きましたら、
    そのコメントの削除と荒らしが書き込めないように規制をしてほしいのであります。
    よろしくお願いします。
    荒らしの文に関しては一目でわかると思いますが、
    もしこのブログにもその荒らしが来ましたら、
    荒らしの書いた文に関してはこちらの方から指摘しますので。

  3. asa より:

    由比ヶ浜はこれまで散々八雪の恋路を妨害してきましたし、少なくともいい思いをすることはないでしょうね
    妨害で読者の反感を買って来た以上は相応に無様な結末を迎えるのが妥当ではないでしょうか
    八雪はすでに相思相愛で、結ばれるための前段階が終了といった感じですね
    アナザーなんてのもありましたが結局八幡が雪乃を好きだという事実を丸々なかったことにして、いわば八幡の人格や意思をゆがめた醜悪なIFだったので黒歴史としか言いようがない

  4. 管理人さん荒らしが出ました「「asa 」」がその荒らしです。
    お願いです事荒らしのコメントを削除するのと同時に書き込めないように規制を宜しく願います。

  5. MK’s より:

    興味深く読ませて頂きました。
    何やら13巻/14巻同時発売で完結らしいですね。果たして如何なる結末を迎えるのか。イヤそれ以上に果たして何時発売を迎えるのかw
    さて私は八幡は誰ともくっつく事なくエンドを迎えると考察してます。
    より正確に言うと、彼がとある理由から“彼女”への想いを諦めてぼっちエンドになると思っています。
    今私もマーカーペン&付箋を片手に自分なりに咀嚼中ですが、我がブログでの考察は書き綴りたい事が多すぎてまだエンド予想にまで至っておりませんw
    近いうちにその辺の解釈もアップしたいと思っています。

  6. 和音 より:

    八幡の独白で、
    「期待してしまいそうな自分自身を
     押しとどめなければ」
    という内容が出てきましたね。
    期待する相手は由比ヶ浜。
    八幡が雪の下に始めに意識していた思いは
    「尊敬、憧れ」で、途中からは「助けたい」、
    陽のんに言わせれば「共依存」。

    八幡の恋愛感情の相手は明確になったけど、
    由比ヶ浜は「八幡は雪ノ下が好き」と思っている
    ので、この恋は成就しないのでしょう。
    これが「まちがっている」という題名の由来だと
    思います。

  7. A certain より:

    今回の巻を読んで由比ヶ浜エンドという結論をいう方がとても多いですが、それはあり得ません。
    知らないのかも知れませんがanotherという由比ヶ浜エンドの話があるのに、本編も同じ由比ヶ浜エンドにするはずがないからです。
    なので雪乃エンドか誰も選ばないかどちらかでしょう。

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